2024年1月2日に開催される箱根駅伝。
今回の箱根駅伝では、法政大学の選手が喪章をつけて走っています。
また法政大学の坪田智夫監督が乗る運営管理車には、生徒のシューズやウェアも一緒に乗っているようです。
今回の記事では、2024年の箱根駅伝でなぜ法政大学は喪章をつけて参加しているのかご紹介いたします。
高橋彰太の腎機能の低下による病死
実は2023年の夏にチームの主力候補であった大学2年生の高橋彰太さんが19歳で病死するというショッキングな出来事がありました。
高橋彰太さんは足に違和感を覚え、診療を受けたところ、「足のむくみがひどく、すぐ入院した方がいい」と言われたそうです。
『腎機能が低下する病気』と診断されるも、坪田智夫監督には「投薬で2、3週間は様子を見る」と報告し、当初はそれほど心配はされていなかったようです。
また2023年の夏に発症したので、2024年の冬の箱根駅伝には復活できるだろうと考えられていました。
高橋彰太さんは順調に回復してきていましたが、血栓ができ、それによって容体が急変。
高橋彰太さんは帰らぬ人となってしまったのです。
そのため、箱根駅伝でもチーム一丸で高橋彰太選手と共に戦うため、喪章をつけ、シューズやウェアも監督が乗る運営管理者に乗せることを決めたのです。
高橋彰太さんや法政大学の皆さんの思いがこもった、2024年の法政大学の襷。
仲間である法政大学の稲毛選手が「チームの目標を達成することが、彰太も一番喜ぶと思う。ちゃんと5位以内を取ったよって言いたい」と語り、5位以内を目標に箱根駅伝を疾走します。
将来を嘱望された若者の耐え難い死を乗り越え、健闘が期待されています。
【画像】喪章(黒いリボン)をつけて駅伝に参加する法政大の選手
喪章をつけて駅伝に参加する法政大の選手の画像を紹介します。
喪章をつけて走る松永選手
喪章をつけて走る武田選手
喪章をつけて走る永島選手
喪章をつけて走る稲毛選手
まとめ
今回の記事では、2024年の箱根駅伝でなぜ法政大学は喪章をつけて参加しているのかご紹介いたしました。
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