今年の阪神タイガースはとても強く2023年9月14日に優勝が決定しました。13日のゲーム終了時点で、2位広島カープに13ゲーム差をつけて、独走状態でした。去年までと違い、今年の阪神タイガースの強さはなんだったのか?また2023年のMVPになりそうな選手は誰かを考察しました。
【2023】阪神タイガースが優勝した強さの理由5選!
今年のタイガースは本当に強かったですね。優勝までは11連勝でフィニッシュしました。ここまで強かった阪神の要因を順番にみていきましょう。
①岡田彰布監督
岡田監督は2023年から阪神タイガースの監督に就任しました。岡田監督率いる2023年の阪神タイガースは9月13日試合酋長時点の成績は79勝44敗となっています。
去年までは矢野監督(68勝71敗の3位)だったことを考えると、監督の実力がチームの勝敗を大きく分けると考えて間違いないでしょう。
岡田監督は一貫して、優勝のことを「アレ」と言って、口にすることはあえてしませんでした。
岡田監督は、若手、中堅の選手を起用の中心とし、選手の交代のタイミングがドンピシャだった印象が強いです。
選手を柔軟に起用し、抑えの湯浅が不在だったり、外国人選手が期待に応えてくれない中で、選手の起用については素晴らしい判断をされていました。
監督がMVPになることはないですが、個人的には岡田監督なしではここまでの独走はありえなかったと思います。
②大竹耕太郎投手
大竹投手は去年までは福岡ソフトバンクの選手でしたが、今年初めて行われた現役ドラフトで阪神タイガースが指名した投手です。
去年までの5年間の通算成績は10勝9敗。毎年期待されながらも、目立った成績は残せずにいました。
しかし2023年は、9月14日時点で10勝2敗 防御率2.14 と超エース級の活躍をしています。
一人で貯金8を作った大竹投手。彼はMVP候補の一人と言ってもいいでしょう。
③村上頌樹(しょうき)投手
村上頌樹投手は2020年ドラフト5位で東洋大から入団した3年目の投手です。
彼も岡田監督の元で大ブレークしました。
去年までの2年間の通算成績は0勝1敗でしたが、2023年は10勝5敗 防御率1.70と抜群の成績を残しています。
村上投手といえば、2023年4月12日の巨人戦で、7回まで無安打、無失点、無四球の投球をして、一気に知名度を上げた投手です。
彼の4月の活躍は、阪神のスタートダッシュにさらに勢いを加速させることになりました。
④佐藤輝明選手
佐藤輝外野手 打率.248 19本塁打 76打点 7盗塁 52 四球
9月14日の試合で、3年連続左打者で20本以上記録しました。
⑤近本選手、佐藤輝選手、中野選手、木浪選手、才木投手、岩崎投手、島本投手
ここからは、MVPとはならないながらも優勝に貢献した主な選手を挙げていきます。
※成績は9月14日時点のものです。
近本外野手 打率.290 8本塁打 53打点 26盗塁 64四球
近本選手は本当に選球眼が良くなりましたね。一番打者としても一番大切な要素です。この一年ですごく成長しました。
中野選手(セカンド) 打率.287 2本塁打 38打点 18盗塁 53四球
WBCにも選出されるほどの選手でありながら、シーズン前にコンバートされました。岡田監督のアイディアでボディバランスの調整が働き、中野選手も素晴らしい選手になりました。
木浪選手(セカンド)打率.282 1本塁打 40打点 0盗塁 29四球
ずっとレギュラーをとれずにくすぶっていた選手ですが、岡田監督の指導の元、すべてにおいてキャリアハイの成績を残しました。
才木投手 7勝5敗 防御率2.10
貯金2ながらも、防御率2.10はすごく立派ですね。
岩崎投手 57試合 3勝2敗 33S 防御率1.35
最後胴上げの瞬間は岩崎投手がマウンドにいました。
島本投手 32試合 4勝 2敗 防御率1.82
中継ぎとして登板数32と少ないながらも、4勝 防御率1.82は素晴らしい成績です。
シーズンMVPは誰かを予想
今年の阪神タイガースの優勝の原動力は、岡田監督の元で選手が適材適所でうまく機能したという印象が強いです。
投手は大竹投手、村上投手、才木投手、島本投手、岩貞投手の活躍。
野手は近本外野手、佐藤輝外野手、セカンドの中野選手、ショートの木浪選手の活躍が目立っていました。
その中でも大竹投手は一人で貯金8を重ねたこともあり、大竹投手がMVP獲得すると考えています。
実際にMVPが発表されるまで、またシーズンが終わるまではわかりませんが、
2023年シーズンの阪神の優勝に最も貢献した選手の一人なのは間違いありません。
最後までご拝読ありがとうございました。
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