能登半島地震で倒壊したビルはどこ?とSNSで心配の声が上がっています。
1月1日に能登半島を襲った震度7の地震。
輪島市河合町ではビルの倒壊があり、どこのビルが倒れたの?と心配の声が多いです。
今回に記事では、倒壊したビルが能登半島のどこの場所なのか、またビルの倒壊理由についてまとめました。
能登半島地震で倒壊したビルはどこ?
能登半島地震で倒壊したビルの情報はこちらになります。
・名前:輪島塗五島屋
・住所:〒928-0001 石川県輪島市河井町2-161-2
地図はこちらになります。
この建物は、能登半島地震があった2024年1月1日にはすでに倒壊。
1月1日未明も必死の救助作業が続いていました。
河合小学校前のようです。
なお、隣の隣の居酒屋「わじまんま」が下敷きになっているようです。
わじまんまさんの画像はこちら
1人生き埋めの倒壊家屋で自衛隊が決しの救助活動していましたが、
1月3日午後10時10分にがれきの中で生き埋めになっていた女性が救助されましたが、女性は心肺停止の状態で発見され、その場で死亡が確認されたようです。
ご冥福お祈り申し上げます。
SNSではビルが倒れた理由はなぜ?の声も
SNSをみているとこのビルだけ倒れていて、違和感を感じている方が多かったです。
ビルドインガレージタイプ、つまり一回が車を置くようなスペースになっているビルは弱い可能性があるようですね。
つまりピロティ構造というものですね。(※1階部分が駐車場や店舗などになっていて壁がほとんどなく柱のみ)
しかし、そのピロティ構造という意見について反対意見もありました。
地盤がわるく、基礎から倒れていると主張。
旧耐震の建物だったことも影響しているかもしれません。
専門家の結論として、この五島屋はピロティ構造ではなく、独立フーチング基礎のようです。
また、現地調査に入った東京大地震研究所の楠浩一教授の見解として、ビルの外壁を支えていた杭が抜け横倒しになった可能性があるようです。
倒壊した理由については「断定できる段階ではない」と前置きした上で、「ビルが、縦横に激しく揺さぶられて西側の杭が土台から抜けて東側に傾いた。さらに東側の地下構造でも何らかの損傷が起きたことで、そのまま横倒しになった」
https://www.yomiuri.co.jp/science/20240109-OYT1T50052/
また、現地の軟弱な地盤であることから、このビルの所有者に責任が及ぶ可能性は低いようです。
まとめ
今回の記事では、倒壊したビルが能登半島のどこの場所なのか、またビルの倒壊理由についてまとめました。
また、輪島市河井町は特に被害が大きかった地域で、ビルの倒壊などで大規模火災では200棟が全焼したとみられています。
輪島市河合町の大規模火災については、【画像&動画】能登半島地震の火事の場所はどこ?範囲や輪島朝市通りの場所は?(石川県輪島市河合町)で詳しく解説しています。
ご視聴ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (1件)
五島屋、見る限り鉄骨造ですね。
ピロティ構造云々言ってる人が多く居ますが見当違いではないかと思います。
基礎は独立フーチング基礎で杭基礎か深層混合処理工法と思われます。
杭頭補強筋は見当たりません。
倒壊の原因は見た所転倒で、ティッシュ箱を立てて上の方を横から押すとパタンと倒れるのに似た壊れ方です。